将来の五輪選手に期待!「小山総合公園」の仮設スケートボード場

2022年夏に開催された東京オリンピック。
コロナ禍での開催とあっていろいろな制限がある中で、晴れの舞台に全力で挑戦する選手たちを応援したのも、記憶に新しいですね。

中でもスケードボードは、オリンピック種目としては初めてだったこともあり、私もテレビで観戦しながら熱い声援を送っていました。

オリンピックをきっかけに、少しずつ競技人口は増えているものの、サッカーや野球に比べると認知度も低いスケートボード。もしかすると、その練習場の少なさも影響しているのかもしれません。

そんな中、小山市では「仮設スケートボード場」が誕生しました!
さっそくご紹介します。

小山総合公園の広い駐車場を活用

仮設スケートボード場が誕生したのは、小山市外城にある小山総合公園。
こちらには第1~第3駐車まで、普通車だけで約900台もの広い駐車スペースがあります。

このうち、第3駐車場の一部が、今回の仮設スケートボード場になりました。

無料で利用できるのがうれしい!

スケートボード場となったエリアは、アスファルトでしっかり整備されていて、広さも約900㎡と十分!場内にある駐車用の白線を見ると、縦横それぞれ10台ほど、合計20台もの駐車スペースがあるのがわかりますね。

まだ仮設のためか、フェンスやカラーコーンで簡単に仕切られた状態ですが、少ないながらもパイロンやフラットレール、ミニランプなどのセクションも設置されていましたよ。
自前のスケートボードで練習するにはもってこいですね!

そして何よりうれしいのが、無料で利用できること。

公園は無料でもスケートボードをする場合は利用料がかかるとなると、このエリアを利用せずにほかのエリアを使う人が出てきてしまいそう。でも無料で利用できるなら、時間制限や費用を気にすることもなく、好きなだけ練習することができますね。

注意事項も確認してみんなが気持ちよく

無料で自由に利用できるとは言っても、「小学生以下は保護者の同伴が必要」など、注意事項もありますので、利用する方はあらかじめ確認してくださいね。

このスケートボード場ができるまで、小山総合公園内ではスケートボードの使用は禁止されていました。

すみ分けができていなかったことで、公園に遊びに来る小さい子どもたちと接触してしまったり、ケガをしたりなど、過去にトラブルがあったかどうかはわかりませんが、こうして専用スペースを設けることでトラブルを避けることにもつながりますね。

こちらの専用スケートボード場は、まだ「仮設」となっています。
実験的な意味合いが大きいようで、小山市のHPから利用者に向けてのアンケートもおこなわれていますよ。

仮設のままなのか、これから正式に設置が許可されるのかはわかりませんが、「今後も利用したい」「このまま設置してほしい」と考えている方は、ぜひアンケートに参加してくださいね!

小山総合公園の駐車場は比較的空いていることもあり、こういう活用方法もいいなぁと個人的には思いました。

注意書きがない場所や違反かどうかわからないエリアで練習している人たちがいたために、「子どもを遊ばせられなかった」という経験をしたり、「危ないから利用を控えていた」という人たちも、もしかしたらいたかもしれません。

スケートボード専用のスペースを設けることでみんなが安心して、お互いに気持ちよく過ごせる場所づくりに、きっと役立つはずです。

これからますますスケートボードが盛んになって、東京オリンピックのように活躍する日本人がもっと出てくる日も近いのかも、そんな思いも浮かんできます。
将来的には小山市から有名な競技者が誕生してほしい!

「スケートボードに挑戦してみたい!」という方や「応援したい!」と思っている方、さらにこの仮設スケートボード場の存在を知らなかったみなさんも、ぜひ足を運んでみてくださいね。

仮設スケートボード場(小山総合公園 第3駐車場内)
住所:栃木県小山市外城371番地1
アクセス:JR宇都宮線、両毛線 小山駅から車で10分
時間 9:00-17:00
管理者:小山市役所 生涯スポーツ課 施設整備係
TEL:0285-21-2695

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。