新栃木駅から徒歩14分、例幣使街道沿いにある割烹中華そば店「中華そば とちの葉」さん。
ここ最近、例幣使街道沿いの古き良き建物をリノベーションして、あらたに店舗などとして利用しいる再利用の古民家を多く見ますが、「中華そば とちの葉」さんもそのひとつです。

佇まいから感動

店頭幕がお店の雰囲気をしっかりあらわしてます!この入り口を見ただけで、お店の方の心意気を感じてしまいました。

そして、味わい深い古民家の梁や軒下と新しい木扉や石畳みが、なんともマッチした佇まいが素敵です。広い土間の先にある空間が待合スペースになっています。
待合スペースから、さらに扉をくぐりお店に入ります。この日は開店11:00を5分ほど過ぎたころに伺いましたが、すでに満席、待合スペースにも何組かおられました。大変人気のお店だと伺えます。
先注文、先払いシステム

こちらが、通常メニュー。分かりやすいメニュー構成が個人的に好みです。特製別皿付は替え玉付きのメニューで、嬉しいのが二種のチャーシューと味玉も付いているところ。

伺った日が、限定麺「とちの葉流 肉そば」の最終日だったので、わたしはこちらを注文、同行者は「熟成醤油そば 味玉付」を注文しました。
「中華そば とちの葉」さんのオーダーシステムは、待合スペースと店舗の間にある小窓にメニューが置いてあり、その横に名前を記載します。小窓から店員さんが順番に名前を呼んでくださり、そこでオーダーと支払いをするシステムです。これはとても良いシステムですね。待合スペースが建物内ですし椅子もたくさん用意されていて、古民家をのんびり眺めながら待てるので、心地よく待てます。
想像超えた中華そば

「熟成醤油そば 味玉付 1,250円」がこちら。麺は細麺でスープは見た目は濃そうですが、これがあっさり。全部飲み干していました。チャーシューはもも肉、むね肉、バラ肉とそれぞれの特性を生かした3種類を味わえるという贅沢感。味玉もちょうどよい半熟で、ペロリでした。同行者曰く、特製別皿付を注文していなかったことを後悔するくらい美味しかったとのこと。

「とちの葉流 肉そば 1,300円」はこちら。中太手もみ麺とあっさりスープ。お肉はバラ肉とロース肉の2種類が乗っています。ちなみに、この限定麺はお客様からのリクエストでつくったそうです。お肉と出汁を煮立てているので、豚の旨味がしっかりおつゆに溶け出しておりました。

そして、お肉に3種の薬味(鬼おろし、白髪ねぎ、人参胡麻和え)を包みながら、拉麺と一緒に食べるという、これまた新しいスタイルです。
添えられている柚子胡椒は辛みが強いですよと丁寧な説明もいただけました。ラーメンと豚しゃぶを一緒に味わっている感じで、しかもお肉はしゃぶしゃぶ肉より少し厚めなのが贅沢。一石二鳥感が半端ないです。
細やかな高級感

「中華そば とちの葉」さんは、割烹中華そば店です。
カウンター8席のみのこじんまり感に、一席ごとに店名入りの紙テーブルマットが敷かれおり、他では中々見ない演出ですし、調理風景を目の前で見れるライブ感が割烹というネーミング通りでした。さらに、サーモスのタンブラーに入ったお冷も新しいですね!
駐車場は徒歩1分

「中華そば とちの葉」さんの駐車場は店舗から徒歩1分にあります。
蔵の街大通りにある星乃珈琲店と洋麺屋五右衛門のすぐ北側にある「理塾」という大きな青い看板を西に入ったところにあります。

広い砂利駐車場で、何台も停められます。ここの他にも駐車場はあるようですが、お間違いないようにご注意ください。
駐車場から、細い小路を歩いて1分で「中華そば とちの葉」さんに到着です。
ひとつひとつの手仕事が丁寧で、料理中も見ていて飽きず、店員さんお二人の丁寧な接客もとても嬉しく、最初から最後まで満足のいく食事ができました。
下調べが足りず、中華そばと本日のごはんものを食べるほど腹ペコでなかったことを後悔しました。「中華そば とちの葉」さんに行く際は、ぜひ腹ペコでお伺いすることをお勧めします♪
中華そば とちの葉
住所:栃木県栃木市嘉右衛門町2−11
アクセス:東武宇都宮線「新栃木駅」から徒歩約14分
営業時間:11:00‐14:00
定休日:木曜日(その他臨時休業あり)
駐車場:あり(徒歩約1分)
※公式Instagram・Xにて毎月の営業カレンダーを提示していますので、ご確認ください