こだわり抜いた素材でつくる至高のうどん。下野市にある「讃岐うどん処合掌松屋」

今回ご紹介するのは下野市にある「讃岐うどん処合掌松屋」さんです。

店主さんは元警察官で、定年退職後に合掌松屋を開店しました。奥様と2人で営むこちらのお店は、過去にyahoo!ニュースへの掲載や県内のうどんランキング1位を獲得した名店で、うどん好きが市内外から通う人気店です。

JR石橋駅から徒歩約7分の場所にあり、お店の前には駐車場が6台分あります。

土日だと開店と同時に満席となってしまうこともしばしば。
私は平日の12時半ごろに行ったので、スムーズに入店することができました。

幅広い客層から愛されるお店

日当たりがよく、椅子のさわやかなカラーが映える清潔感のある店内は、2名用テーブル席が9つあります。お水はセルフサービスです。

私が訪れた日は、お仕事の合間にランチで来ている方が多く見られました。学生さんには学割サービスもあります。

お客様ひとりひとりに、提供までにお時間が15分ほどかかってしまっても問題ないかお伺いしている店主さんの姿に、お人柄の良さを感じました。

驚きのコストパフォーマンス!

お品書きを見てみましょう。
冷たいうどんから温かいうどん、つけ汁うどんまで豊富なバリエーション。そしてなんといっても税込でこのお値段はおどろきです。

お品書きとは別に、メニューの写真付きのアルバムがあるのもわかりやすくてうれしいですね。

新メニューも気になるし、どれを選ぶか悩んでしまいます…!

待ち時間の楽しみも

メニュースタンドには、合掌松屋さんのことをもっと深く知れるファイルがあります。
お店を開店した経緯や、使用している小麦粉・塩・出汁・天ぷら粉などのこだわりが記載されています。

後ろのページには、店主さんや製粉会社の営業部長さんが実際に訪れた四国の推しのうどん屋さんやのレポートもあり、非常に興味深くておもしろかったです。

夢中で読んでいたらあっという間に注文したうどんが運ばれてきました。

思わず笑みがこぼれる豪華さ

お天気がよく気温も高かったので、今回は「昆布汁ぶっかけうどん」と「精進あげ」を注文しました。
「最初はそのまま、途中でトレーの中央にのっている卵黄とかえしを混ぜて味を変えて食べるのもおすすめです」と店主さんが食べ方を教えてくれました。

彩りがきれいで、ちょっとした箸休めもお店の心遣いが感じられます。

取り皿の他に麺切りハサミもあるので、小さなお子様がいる方でも安心して食事ができますね。

うどんが盛られた器の左端には、平らに伸ばされた「うどんの耳」。
さりげないこのサービスがたまりません。

お店のこだわりでもある化学調味料を使っていない角のないお出汁と、切り昆布のとろみと、コシが強く喉越しのいいうどんがベストマッチ!

こちらが精進あげです。
天ぷらってうまく揚げるのが難しいですし、後処理も大変なのでなかなかお家で作らないですよね…。

野菜の他にも油揚げや高野豆腐など10種類もあって400円。
いろんな種類の揚げたてサックサクの天ぷらがこの価格でいただけるなんて夢のようです。
とり天やたまご天を頼んでいるお客さんも多かったので次回はそちらも食べてみたいです!

妥協のない讃岐うどんが食べられる

うどん好きの店主がこだわり抜いた素材でつくる、至高の讃岐うどん。

無化調のつけ汁は素材のうま味が広がり、健康志向の方にもいいですね。
お店を開店後の今でもご夫婦でうどんの食べ歩きを続けている姿は、まさに「日々精進」という言葉がぴったり。

気さくでお人柄の良いお2人が大切にしている感謝の気持ちと人とのご縁を感じられ、食べ終わってお店を出たあともお腹だけでなく心も満たされるステキなお店でした。

春はふきのとうの天ぷら、夏はツルッと喉越しの良い冷たいうどん、秋には期間限定のかぼすうどん、寒い冬には温かいうどんと1年通して訪れる楽しみがありますよね。

おいしい讃岐うどんが食べたい方はぜひ「讃岐うどん処合掌松屋」さんに足を運んでみてください。

なお、お店のお休みは月によって変動するようです。詳しくは合掌松屋様のInstagramアカウント(@matuya_udon)をご覧ください。

讃岐うどん処合掌松屋
住所:栃木県下野市石橋207
アクセス:JR「石橋駅」から徒歩約7分
TEL:0285-53-3422
営業時間:11:30-13:45
18:00-21:00(1日1組限定/要予約)
定休日:月曜日・火曜日・他
 休業日は合掌松屋様のInstagramアカウント(@matuya_udon)をご覧ください。

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。