JR石橋駅から徒歩圏内の大松山運動公園は、公園という名前だけでは収まらない、驚きが詰まったレジャースポットです。
「おじいちゃんはウォーキング、パパとママはランニング、子どもは遊具で……」と、家族それぞれのやりたいことが、すべて叶う場所。
三世代がそれぞれのペースで充実した時間を過ごせる、この公園の魅力を深掘りします。
誰もが主役に!世代別の夢中になれる楽しみ方

大松山運動公園の最大の強みは、年齢や目的に合わせてさまざまな使い方ができること。
子どもや大人、それぞれに合わせた過ごし方の例を紹介しますね。

子どもにとって公園といえば、もちろん遊具ですよね。こちらは下野市のご当地キャラクター・カンピくんをモチーフにした、巨大な複合遊具がランドマークのこもれび広場。
多種多様なすべり台やトンネル、アスレチック要素が組み合わされており、体力と想像力をフルに使って遊べます。

特に人気なのが長いすべり台。高さも速さもあり、子ども心がくすぐられるはずです。
遊具は新しく、安全面にも配慮されているため、親御さんも比較的安心して見守ることができるでしょう。
芝生の広場では鬼ごっこやボール遊びをしているお子さんが多くいましたよ。

こちらは大型遊具のすぐ近くにある、幼児専用ゾーン。
元気いっぱいの小学生と、よちよち歩きの子どもの遊び場がしっかりと分けられています。砂を使っておままごとをしているお子さんも見かけられました。
祖父母世代はお孫さんが遊ぶ様子をベンチに座って眺められますよ。

訪れた11月には水は出ていませんでしたが、夏には水深の浅いじゃぶじゃぶ池がオープンします。
暑い真夏、水遊びをして涼しく過ごせるのは、子どもたちにとって最高の魅力です。
子どもたちが夢中になっている間、大人はどう過ごす?

外でスマホを見ているだけなんてもったいありません。大人の選択肢も豊富にある中で、特に親・祖父母世代の方におすすめなのが、健康づくり。
2019年にはスポーツ施設がリニューアルし、全天候型400mトラックの陸上競技場が一般開放されています。
軟式野球やサッカーができる多目的グラウンド、テニスコートも整備されており、本格的なスポーツに打ち込めますよ。

公園外周には、足腰への負担が少ないゴムチップ舗装のウォーキング専用コース(600m/1000m/1200m)が整備されています。
ウォーキングはもちろん、ベビーカーを押しながらの散歩にぴったり。何も考えずのんびりお散歩をするのも最高ですね。

こもれび広場の近くには、ストレッチや筋力アップに役立つ大人用の健康遊具があります。
普段使わない場所を伸ばしたり鍛えたり……。子どもが遊ぶのを見守りながら、お散歩のついでにちょっとした運動ができるのはうれしいポイントです。
意外と重要!?トイレ事情

小さなお子さんがいると心配になるのがトイレ事情。広々としたトイレが各エリアに設置されています。
きれいな多目的トイレもあり子連れにはありがたい限りです。
遊びと学びを繋ぐ「文化的空間」の存在

大松山運動公園のユニークな点は、広大な敷地内に下野市立石橋図書館が併設されていること。
「午前中は公園で思いっきり体を動かし、午後は図書館で静かに過ごす」という完璧な家族プランが実現します。
特に雨の日や猛暑・厳寒の日は、図書館が休憩や知的な遊びの場となり、1日を公園エリアで完結できるのが大きなメリットです。
図書館の中には靴を脱いで、のびのびと絵本を読むスペースもあり、絵本好きのお子さんにはぴったり。

公園全体が美しい自然に囲まれているため、四季を通じて散策を楽しめます。
お花見の名所としても親しまれており、春には毎年多くの花見客でにぎわいます。特に満開のソメイヨシノは圧巻。
夏や秋は、小川や池の周りの木陰を散歩しながら自然を探索しましょう!
小川の近くには、春から夏にかけて虫やザリガニもいるそうです。運が良ければ見つけられるかも!?
秋には、どんぐりや落ち葉を拾ってお家で工作をしてもいいですね!公園で見つけた植物や生き物を図書館で詳しく調べるのも楽しそうです。
防災拠点について知っておこう!

大松山運動公園は、災害時に地域住民を受け入れる広域避難地としての役割も担う「防災公園」でもあります。
地元に暮らす私たちにとって、いざというときに安心できることは、とても大切です。
三世代それぞれのやりたいことを満たし、さらに文化・安心の機能まで備える。まさに下野市が誇る「三世代のための究極の遊び場」と言えるでしょう。
過ごしやすくなった今日この頃。週末は家族みんなで、この素晴らしい公園へお出かけしてみてくださいね。
大松山運動公園
住所:栃木県下野市大松山1-7-1
アクセス:JR宇都宮線「石橋駅」から徒歩約15分
TEL:0285-32-8920(教育委員会事務局 スポーツ振興課)
利用時間:8:30-21:30(※運動施設利用時間。遊具エリアは常時利用可能)
休館日:年末年始及び施設管理日
駐車場:あり(無料・479台収容可能)




















