小山駅東口から徒歩5分。「駅東公園」は小山駅から1番近い公園です。
市街中心部にあるにも関わらず広い敷地が魅力の1つ。公園南側に位置する多目的広場は、市内の公園のなかでも特に広い敷地面積を誇り解放感も抜群です。ご高齢の方々がゲートボールを楽しむ姿をよく目にします。
今回はそんな市民の憩いの場かつ、災害時の避難場所にも指定される安心空間「駅東公園」をご紹介します!
災害時でも安心!懐かしの「公衆電話」
災害時の避難場所として指定されてる「駅東公園」。公園の東側入口付近には懐かしの公衆電話が設置されていました。今やすっかり日常で見かけることも少なくなってしまった公衆電話ですが、災害時や有事の際に人の集まる場所にあるだけで安心感に繋がりますね。
遊具も充実!子どもから大人まで思いっきり楽しめる北側広場
公園の北側は遊具広場になっています。鉄棒をはじめ、砂場やジャングルジム、ブランコなどが設置されていました。とっても広い敷地を誇る「駅東公園」ならではの大きな遊具が大変目立っています。
多目的広場だけではなく遊具広場にも充分な広さがあり、ドッチボールやバトミントンなど球技やラケット競技を楽しむ子どもの姿もありました。
丸みがかわいいジャングルジム。鬼ごっこをしている子どもたちの逃げ場としても重宝されている模様。子どもたちがベンチ代わりに腰かけゲームをしている姿も見かけます。
小さめサイズのジャングルジムにはなりますが、その分仲間との距離を近くに感じることができるのでしょう。いつでも子どもたちが集まる人気スポットになっています。
小山市の比較的広めな公園にはブランコが4台あることが一般的。もちろん「駅東公園」にも4台ブランコが設置されていました。ブランコが複数あることによって順番待ちになることも少なく、みんなでわいわい遊ぶことができそうですね。
砂場の横には、ちょこんとライオンの置物が!ベンチのように座られていたり、頭をなでられたり、おもちゃをならべられたりと、幼い子どもたちを中心に愛されている存在になっています。
遊具広場の主役「すべり台」。恐竜の骨を彷彿とさせる大きな遊具になっています。
やはり1番人気な遊具のようで、たくさんの子どもたちが登ったり、滑ったりと楽しそうにはしゃいでいます。階段のない滑り台で、上まで登るためにはつるつると滑る坂道や、ごつごつとした坂道を攻略しなくてはなりません。坂によって個性があります。
大人にとってもハードな坂道登りですが、子どもたちにとっては、遊び心をくすぐる要素になっているようでした。
清潔感もバッチリな「公衆トイレ」
公園の中央にはピンク色が目を惹く公衆トイレが設置されていました。
見た目は少々古そうですが、定期的に清掃業者が入り清潔に保つようにしっかりと管理がされています。
清掃業者は、公園内の落ち葉なども一緒に掃き掃除してくれています。いつでも景観をきれいに保つようなこころがけが大変嬉しく安心感にも繋がりますね。
季節を感じるのんびりスペース
遊具広場の隣には緑が茂る「緑地エリア」も。秋には金木犀が咲き誇り穏やかな香りが漂います。暖かい日には、複数設置されたベンチにビジネスマンや子連れママたちが集まります。桜が咲き誇る季節には絶好のお花見スペースにもなるんだそう!
「駅東公園」のシンボル!蒸気機関車
「駅東公園」のシンボルといえばSL。蒸気機関車のことですね!昭和5年に製造されたSLが浜松や成田への配置替えを経て、「駅東公園」に展示されています。
こちらの車体、実は戦前から戦後にかけて約30年間、実際に小山市を走っていたものなのだそう。公園に隣接する大通りの名は「汽車ポッポ通り」。まさしく地域に根付いたシンボルだといえるでしょう。
SLは保護のために屋根付きの小屋で保管されていました。毎週4日、月、水、金、日の9:00〜12:00の間は正面の門が解放され間近でSLを見学することが可能です。
さらに、外観だけではなく車体脇に設置された階段をのぼり機関室に入ることもできるんだそう。機関室のなかにはさまざまな計器や石炭を燃やす焚口(たきぐち)など、当時の状態そのままに保存されていました。
ぜひ、「駅東公園」に足を運んでSLの走ってきた歴史を感じてみてください。まるで実際にSLに乗っているかのような貴重な体験ができるでしょう!
たまには外へでて大きく深呼吸。「駅東公園」へ足を運べば、わいわいとはしゃぐ子どもたちの姿に、元気のおすそ分けをしてもらえるでしょう。
「のびのび過ごして、リラックスをしたい」そんな欲求がうまれてきたら、お1人でお散歩するのもよし、ご家族やご友人を誘って憩いの時間を過ごすのもよし!ぜひぜひ「駅東公園」へ足を運んでみてください。
駅東公園
住所:栃木県小山市駅東通り2‐25-23
アクセス:JR水戸線・宇都宮線・両毛線 小山駅東口から徒歩約5分