暑かった夏からだいぶ涼しくなり、お出かけに最適な季節になってきましたね。
今回紹介するのは、栃木県内でも有数の景勝地「太平山(おおひらさん)神社」です。
家族連れのお出かけとしてはもちろん、小学生の遠足、登山やトレーニング、そして夜はロマンチックな夜景を楽しむカップルなど多くの方が利用しています。
地元民も観光客も、またどのような世代の方でも楽しめる場所、といえるのではないでしょうか。
太平山神社前の駐車場を降りると、さっそく眺めの良い景色が広がっています。
ここから歩くこと約2分。太平山神社が見えてきました。
お天気も味方してくれているようで、心が温かくなりました。
太平山は、春には桜の名所、6月には紫陽花祭りなど、四季折々の自然も豊富です。
太平山神社は、信仰の場所として多くの参拝客が訪れる神社です。
鳥居をくぐり奥の境内に入ると、厳かな空気に変わったような感じがします。
それでは進んでまいりましょう。おじゃまします。
太平山神社は、天長4(827)年に創建されたと伝えられています。武門をはじめ多くの人から信仰を集めました。
「天狗騒動」の場所としても有名とのこと。
歴史に思いを馳せながら、多くの人が魅力を感じこの場所を訪れていると想像すると、わくわくします。
さっそく奥の本殿に進んでまいりましょう。
本殿に到着しました。
目の前にある大きな石が気になります・・・。
こちらは、御神石といい、撫でると霊験を受けられるというありがたい石です。
さっそく撫でてみたいと思います。
失礼します・・・。
石に触れると、じんわりと温かい心地よい神様のエネルギーを感じることができたような気分になりました。
このあと、本殿にお参りをしました。
太平山神社には、多くの神様がお祀りされています。
写真のように丁寧にご祭神・ご神徳の説明があります。
神様のテーマパークのようで、楽しいです。御神石のあたたかさや、神社の清らかさなど、境内をゆっくり歩きながら神様のエネルギーをじんわりと感じられますよ。
山田家で名物をいただく!
太平山神社本殿より歩いて1分で到着。
きれいな景色を眺めながらおいしいものが楽しめます。
山田家さん名物の卵焼き、やきとり、だんごのセット(1300円)を注文しました。支払いにはPayPayも使えるので、現金を持ち合わせていなくても安心でした。
やきとりが焼き上がるまで10分程度かかるとのこと。
景色を見ながらだと、待ち時間も楽しさの一つになりますね。ゆっくり待つとしましょう。
気になる山田屋さんからの景色がこちらです。
すこしわかりにくいのですが、写真右側には栃木駅が見え、写真中央に栃木市内が一望できるステキなロケーションです。
神社の参拝後ということもあり、鳥のさえずりや心地よい風など、とにかく五感に気持ち良さが広がります。
時折聞こえてくる電車のガタンゴトン・・・という音が、人の生活を感じさせてくれます。自然と神様と人が一体となっている土地なのではないかと思いました。
おだんごが到着。
こしあんに白団子とよもぎ団子です。さっそくいただきます。
よもぎ団子を噛むと口の中にほのかによもぎの香りが広がっていきます。甘さがちょうどいいところも、おすすめポイントです。
お店の看板メニューである手打ちそばなどの食事と一緒にいただけるような甘さにしているのだと思います。
そしてセルフサービスの緑茶、これがおいしいです。
お団子のおいしさを引き立たせるため、こだわっていらっしゃるのでしょうね。
玉子焼きが到着しました。
ごめんなさい。おいしそうで、うっかり写真を撮り忘れてしまいました。
熱々の玉子焼きはやさしい甘さで、食べていてほっとします。
甘味とコクのあるこだわりの卵を使用しているとのことでした。
ここで、やきとりが到着。
炭火焼きのやきとり。さっぱりとした醤油だれと香ばしい鶏肉の組み合わせです。
鶏肉の大きさや味付け、焼き加減にタレの味付けと、ここにしかないオリジナリティを感じる一品です。
残ったたれも、お箸ですくっておいしくいただきました。みたらしのようなコクのあるたれと、鶏肉の旨みを足し合わせたような感じでしょうか。
お団子は定番ですが、なぜ焼き鳥と玉子焼きなのでしょうか?
焼き鳥と玉子焼きの由来が紹介されていました。
人々の幸せを願う行いから始まった風習だったのですね。
現在も、太平山神社周辺のお店の名物となっております。
涼しい時期のおでかけに、ぜひ大平山へ足を運んでみてください。
太平山(おおひらさん)神社
住所:栃木県栃木市平井町659
アクセス:JR両毛線「栃木駅」より車で約15分
TEL:0282-22-0227