「下野市に住んでいる方なら知らない人はいない」と言われる高砂食堂。
トンカツやかつ丼が有名で、地元の人たちのお腹を満たしてきました。
創業は昭和5年、令和7年の今年で創業95周年を迎えた、老舗の高砂食堂へ行ってみないわけにはいかないでしょ!!ということで、今回訪れてみました。
平日でもオープン直後から満席!
高砂食堂はJR石橋駅西口から歩いて徒歩約5分、国道4号線沿いにあります。
お店の敷地内と同じ並びに駐車場もあるので、電車でも車でもアクセスしやすいのはうれしいですね!

「平日だし、そんなに混んでないかな〜」と思って油断してたら、甘かった……。
12時前に到着したのですが、すでに店内は満席。
スタッフさんに聞くと1時間待ちとのこと。
この日は泣く泣く断念して、数日後にまたリベンジすることに……!
2回目も満席でしたが、今度は30分待ちだったので店内で順番を待つことにしました。
順番を待っている間にオーダーを取りに来てくれるので、席についてからほとんど待つことなく食べることができました。
店内は、4人掛けのテーブル席とお座敷があって昔ながらの食堂の雰囲気。
壁にはぎっしりとサイン色紙が飾られていて、「あ、この人も来たんだ!」ってちょっとした観光スポット気分。
有名人から地元メディアの方まで、とにかくサインの数が多く、歴史ある店ならではの光景でした。

席についてからオーダーしたお料理があまり待たずに提供される点や、セルフサービスのお茶にスタッフさんが氷を入れにきてくれるさりげない心遣いが、多くの方から愛されている秘訣のひとつなのかもしれませんね。
高砂食堂のメニュー
高砂食堂のメニューはトンカツやかつ丼を中心とした定食や丼もの。
そのなかでも「かつ丼 凌賀」は有名で地元産のブランド豚、とちぎ夢ポークを使用した一品。
「匠ロースかつ」と「かつ丼凌賀」のハーフ&ハーフも気になるし、他のお店ではなかなか見たことがない「バラかつ丼」も気になるところです。


今回オーダーしたのはヒレかつ丼
悩んだ末に、今回はヒレかつ丼をオーダーしました。

厨房から聞こえる肉を叩く音、テレビの音、障子から差し込む光が昭和にタイムスリップしたような感覚でどこか懐かしく心地良さを感じます。
ヒレかつ丼が運ばれてきました!
小鉢、お漬物、ポテトサラダ、お味噌汁がセットでついてきました。

食べる前から、間違いなくおいしいのがわかりますね。
玉ねぎと卵もお肉のおいしさを邪魔しないバランス感がバッチリ!

注目してほしいのが、ヒレかつのお肉の密度!
お肉の密度がギュッと詰まっているのに、おどろくほど柔かくてあっさりめのタレとの相性も抜群。最後までおいしくいただくことができました。

満足できるボリューム感なので男性のお客様が多いのも納得です!
95年続く街の味、高砂食堂

下野市の老舗「高砂食堂」は、平日でもすぐに満席になるほどの人気。
提供の速さや、昔ながらの居心地の良さが多くの人を惹きつけています。
壁いっぱいの著名人のサインからも、この街に深く根付いた存在であることが伝わってきます。
そんな“街の味”を日常で楽しめるのは、下野市に暮らすからこその特権。
次に訪れたときは何を食べようか……また訪れる楽しみのワクワク感をくれるお店です。
95年間ずっと同じ場所で愛され続けることって、簡単なことではないですよね。
「ただの食堂」ということではなく、下野市に住む方の生活の一部であり心の拠り所のような存在になっているんだろうなと感じました。
ぜひみなさんも足をはこんでみてくださいね。
高砂食堂
住所:栃木県下野市石橋421
アクセス:宇都宮線「石橋駅」から徒歩約5分
TEL:0285-53-0122
営業時間:11:30-14:00(L.O. 13:30)
17:30-20:00(L.O. 19:30)
定休日:日曜日・月曜日・その他不定休
公式X(旧Twitter):@takasago_cs
※休業日については公式X(旧Twitter)にてご確認ください