優しいおいしさ!小山市のスリランカ食堂「PUP HOUSE」

スリランカ料理とはどんな料理かご存知でしょうか?
カレーが好きな私ですがスリランカカレーは食べたことがなかったので、ずっと気になっていました。

この日は小山市内にある、スリランカ食堂 PUP HOUSE(パップハウス)へ、ワクワクドキドキしながらランチに行きました。
PUP HOUSEは国道4号線(日光街道)沿いの間々田郵便局の向かいにあります。

青い屋根と色彩豊かな看板が目印!

宇都宮線 間々田駅から車で約7分の道路脇に、青い屋根と鮮やかな赤と黄色の看板が見えてきます。
日本とスリランカの国旗をつなぐPUP HOUSEの下にスリランカ食堂の文字と、おいしそうなプレート&カレーが目を引きます。

反対側のポールにはCome In We’er OPENの表示があり、通りからでもお店がオープンしているか分かるようになっています。

お店の前には幅も奥行きも広い駐車場が完備されているので、駐車が得意でない私のような方も安心して訪れることができますよ。

店内はスリランカの情緒いっぱいの空間♪

お店の中に入ると、そこはスリランカの異国情緒溢れるふしぎ空間でした!

スマホの翻訳アプリが必要かな…?と一瞬心配をしてしまうほど。しかし、日本人の女性店員さんが「いらっしゃいませ!」と笑顔で席に案内され安心しました。

その後スリランカ人のシェフとお話しをすると、優しい語り口ととても流暢な日本語だったことに驚きました。店内の明るい雰囲気は、きっとシェフのお人柄が反映されて親しみやすくなっているのかも?と思いました。
シェフの愛称がパピーさんなので、店名をPUP HOUSEに決めたそうです。

お店の中を見渡すと鮮やかな赤い椅子が並び、パーテーションにはカラフルな絵がたくさん描かれています。ゾウの絵とスリランカのお面の隣には日本の熊手があり、楽しくて思わず子どものようにキョロキョロと見渡していました。

他のお客さんと一緒だったお子さんも「これなぁに?」と、すぐに店内のインテリアに興味をもって楽しそうにしていました。

スリランカ人のお客さんもいらっしゃいました。スリランカ人の方は、初めて会った私にもニコニコと笑顔で会釈してくれました。シェフと同じく、スリランカの方たちはとてもフレンドリーなようです!
スリランカ人のお客さんの楽しそうな会話が聞こえてくると異国感が加わり、カレーへのワクワク感が膨らみます。

スパイシーさの中に優しい味を感じるスリランカ料理

ランチメニューの中から私が注文したのはスリランカカレーです。

プレート中央にはスリランカ産のお米にフライドオニオンがふりかけられています。白くてふわふわでココナッツのように見えます。
左にある薄いおせんべいのようなものはパパド。割ってカレーをつけたり、ご飯に混ぜたりして食べるそうです。
ご飯の右にはつけ合わせのサンボル、その上にはソヤ、レタス、キュウリ、玉ねぎ、人参のサラダが添えられていました。

サンボルは小松菜とココナッツを使っていて少しピリ辛のお味です。ソヤは湯葉で作られているとのことですが、見た目も食感もまるでお肉そのものでした。ちょっと不思議な感じがしたので、ぜひ食べてみて欲しいです!

スリランカ米は軽い口当たりですが、噛むとモチっとしてとてもおいしいです。
おせんべいのようなパパドを割ってご飯と混ぜると味変になり、スプーンが止まらなくなりました。

カレーは右から、ダール豆、カウピ豆、カボチャ、ポークです。
ダール豆カレーは辛味控えめ。小粒の豆の食感がカレーにピッタリで、私は一番好きでした。
カウピ豆カレーはつぶつぶ食感がしっかり感じられ、噛めば噛むほどおいしい!カボチャカレーはカボチャの甘味とコクがあるまろやかな味わいでした。
4つのカレーの中で一番辛さを感じたポークカレーは、お肉が柔らかく口の中で軽くほぐれ、お肉のうまみが感じられます。

ダール豆カレーをパパドにつけて食べてみました。パリパリのパパドにもカレーが合い、ご飯とはまた違うおいしさでした。

「ご飯の上に数種類のカレーを乗せて、全部をガーっとよく混ぜて食べてもおいしいよ。」と話している方も。

最後の方で少しずつ残しておいたカレーとパパドを混ぜると、「また違った味わいがあっておいしさ倍増」とのことです。

デザート&ドリンクも絶品

デザートはヨーグルトにスリランカ産のハチミツがかけられていました。
ヨーグルトは優しい酸っぱさで、少しもっちりしています。添えられたハチミツは甘さがちょうどよく、つい「おいしい〜」とつぶやくほど。スリランカ産のハチミツは、ストルパ二というココナッツの樹脂から作られているそうです。
まろやかな甘さがすごくいいなと感じました。

ドリンクは、コーヒー・ウーロン茶・ルイボスティー・ジャスミンティーの、ICE・HOTが選べます。私は、ルイボスティーのHOTをお願いしました。

PUP HOUSEのステキな空間の中で居心地のよい椅子に座りながら飲むと、ホッと安らぎリラックスできました。

他にも魅力的なランチメニューがずらり

ランチメニューはすべてテイクアウトが可能です。
どれもボリューミーとのことなので、夕食用としてテイクアウトしてもよさそうです。

ランチメニューにはカレーの他に、唐揚げ定食・生姜焼き定食・オムライスが各1,000円であります。食べられる選択肢が多いので、好みが違う友達・家族など大人数で来店してもいいですね。

お支払いは現金のみのため、ご注意ください。

隣の席で小さなお子さんが食べていたオムライスがどうしても気になり、注文してみました。

卵がトロトロで、見ただけで目がおいしいです!とてもボリューミーで、中のライスもしっとりとしていておいしい味付けでした。

オムライスのケチャップは酸っぱさが少なくまろやかだったので、小さなお子さんと一緒に食べられるかと思います。サラダのドレッシングも食べやすいお味でした。

スリランカのインテリアを眺めながら、ゆっくり味わってもいいですね。

豊富なディナーメニュー。アルコールもさまざま!

ディナーメニューはこちらです。

料理もお酒も種類が多く、自宅では飲めない変わったアルコールもあるかもしれません。
ディナータイムはシェフが英語で対応可能なので、国際色豊かな時間が過ごせそうです。

靴をぬいで上がるお部屋にはくつろげるソファーがあります。

親しい仲間同志ワイワイと、スリランカ料理をつまみながら夜の時間を過ごすのもステキだなと思います。

毎月最終日曜日には、超お得なBUFFETを開催!

毎月最終日曜日の11:30~14:00には、2,000円で料理15種類・スープ・フリードリンク・デザートが食べられる超お得なBUFFETを開催しています。

陽気で優しくフレンドリーなスリランカの方と異文化交流できるチャンスになるかもしれません!

優しさあふれる笑顔のシェフと親切で気さくな店員さんに会えば、きっと元気な気持ちになれます。
おいしいだけではなく元気をもらえるスリランカ食堂 PUP HOUSE。
皆さんもぜひ一度、PUP HOUSEの人も味も優しいスリランカ料理を食べてみてくださいね。

スリランカ食堂 PUP HOUSE(パップハウス)
住所:栃木県小山市間々田792-51
アクセス:JR宇都宮線「間々田駅」から車で約7分またはJR宇都宮線・JR水戸線・JR両毛線「小山駅」から車で約14分
TEL:0285-35-2447
営業時間:ランチ  11:30-14:00、ディナー 18:00-00:00(英語対応可能)
定休日:日曜(不定休)
駐車場:有り

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。
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