今が見ごろ♪あじさいを間近で鑑賞できる「大平山とちぎあじさいまつり」

毎年この季節になると行きたくなる恒例イベント、あじさいまつり。約2,500株ものあじさいが咲き誇るあじさい坂は、初夏を彩る風物詩です。今回はこの「大平山とちぎあじさいまつり」をご紹介したいと思います。

間近で見るあじさいはとっても綺麗

栃木市の太平山神社までの表参道の約1,000段の石段の両脇をあじさいが咲き誇ります。その量、約2,500株!色とりどりのあじさいを目の前で見ることができるので、たくさんの方がカメラ片手に訪れます。

あじさいの見ごろは例年6月下旬~7月上旬です。掲載の写真は6月19日撮影のものです。ちょうど見ごろといった感じでした。

あじさいは、1,000段の石段を登らなくても十分楽しめます。石段の手前でも上の写真のようにたくさんのあじさいを鑑賞できます。

石段を登りはじめると、このような感じで真ん中に手摺があるので、安心です。ゆっくり鑑賞したい人やお年寄りなど、みんなで譲り合って思い思いに坂を上っていきます。何段か上ると疲れてくるので、無理せず休憩しながら上ると良さそうです。

あじさい坂の途中には、窟(いわや)神社があり、弁財窟と呼ばれる薄暗い洞窟の奥に祠が祀られた金運UPのパワースポットです。ここでひと休憩できますよ。

【見つけたらラッキー☆ハートのあじさいが見つかるかも!】と言うことで探してみました。うーん、微妙にハートじゃないですね・・・こんな風に1個1個じっくりあじさいを鑑賞でき、花びらの1枚1枚が綺麗で感動しますね。

あじさいまつりに行ってみよう!

あじさいまつりは6月14日(金)~30日(日)。この期間はあじさい坂駐車場は有料で500円。大平山名物のお団子割引券100円付きです。

駐車場がピンクの丸印で、水色部分があじさい坂です。あじさい坂だけでしたら、そこまで辛くなく上れると思います。そこから、緑色を全部上ると太平山神社に辿り着きます。正直、このあたりから、汗だくになってきますが、あじさいまつりを楽しみつつ、この石段を上りに来ている人も多いと思います。良い運動になります!ですが、無理は禁物です。

ただ、お団子100円割引券を使うには、ここまでくる必要があります。太平山神社横にお団子屋さんがありますし、MAP黄色の眉剣坂を下ると、天気の良い日は富士山まで見える展望台側につながり、そちらにも何軒かお団子屋さんがあります。どこのお団子屋さんでも割引券は使えるとのことでした。

わたしは展望台側の栃木屋さんでお団子を購入。中サイズで白団子と緑団子が入っていて、ぎっしりのあんこはこしとつぶの両方入れてくれました。これで650円。割引券を使うので、550円で購入できます!

お団子屋さんの前にも、こんなに綺麗にあじさいが咲いています。あじさい坂ではあまり見かけなかった濃いピンク色も鑑賞できました。あじさいの色は土壌の性質だそうなので、あじさい坂とここの土壌が違うのが分かりますね。
ちなみに、展望台側からあじさい坂に戻るには、再度眉剣坂を上るか、車道を少し上り、随神門まで行き、下るようになります。

それが大変だなという場合は、車道を少し下りあじさい坂の入り口、六角堂につながる遊歩道がありますので、そちらが近いと思いますが、ここのところイノシシの出没情報が多く聞かれたため、人通りの少ない遊歩道は少し危険かなと思い断念。私は車道をずっと下り駐車場まで行きました(車道なので、車にはお気を付けください)。

期間限定の御朱印がおすすめ

1,000段の石段を頑張って上ると、太平山神社につきますので、その際はぜひ「あじさいまつり期間限定」の御朱印をおすすめします(御朱印帳に直接ではなく紙に書き入れた御朱印です)。

あじさい鑑賞を楽しみながら、あじさい坂を上り、運動しつつのお団子購入♪
色々楽しめる大満足の「太平山あじさいまつり」に行ってみませんか?

太平山あじさいまつり
開催期間:2024年6月14日(金)~30日(日)
開催場所:大平山県立自然公園内あじさい坂
     (栃木市平井町)
交通:東武日光線「栃木駅」から
   関東バス「国学院前」行で15分(終点)
   東北自動車道「栃木I.C.」から
   車で約15分
お問い合わせ:0282-21-2374(平日のみ)
       (栃木市観光推進課)
駐車場:あじさい坂駐車場は期間中500円
    (大曲駐車場、謙信平駐車場は無料)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。