結城駅から徒歩10分。世代を超え、愛され続ける伝統の味「真盛堂」

結城駅から徒歩10分。歴史的な街並みの見世蔵通りにある「真盛堂(しんせいどう)」。
昭和7年に創業し、地元で愛され続けている老舗の和菓子屋さんです。

何世代にも渡りこのお店に通い続けているご家族も多いそう!
真盛堂さんの商品は結城ブランドにも数多く認定されていて、普段使いのおやつだけでなく手土産などにもピッタリです。

結城の伝統を受け継ぐ逸品

このお店の看板商品は「ゆでまんじゅう」と「カフェオーレ大福」。
真盛堂さんが打ち出す伝統的な和菓子と革新的な和菓子。
新旧どちらも甲乙つけがたい魅力がありますよね。

こちらが家族のおやつに購入した、ゆでまんじゅう。
見るからにおいしそうです!

真盛堂さんは材料へのこだわりも大きな魅力のひとつ。
こちらのゆでまんじゅうは結城ブランドにも認定された商品。
北海道産の特選小豆と新潟産のコガネモチ米を100%使用するなど、選び抜かれた素材を各地から取り寄せ丁寧に作られています。

結城市では夏の大祭の日に、それぞれの家庭が茹で饅頭を作って無病息災、五穀豊穣を願う習わしがあります。
それが今では四季を通した結城名物として、広く愛されています。

そんな結城の伝統的な和菓子、ゆでまんじゅう。
真盛堂さんの熟練の職人さんが丹精込めて作った饅頭が店頭に並びます。
モチモチしてほのかな甘さがたまりません。渋めに煎れた熱い緑茶によく合いますよ!

大人のスイーツ。カフェオーレ大福の魅力とは

さて、本日私がいただいたのはこちら。カフェオーレ大福です。
天皇皇后両陛下とベルギー国王・王妃がお召し上がりになった商品です。

個包装の袋にも記載されているので、ご存じの方も多いかもしれませんが、格式高いお菓子がこんなお手頃価格で購入できるとは。うれしい限りですね。
お値段は1つ190円(税込み)です。

真盛堂は和と洋をコラボした商品を数多く生み出していますが、その代表作ともいえる和菓子でしょう。

おすすめの食べ方、半解凍してアイス感覚で楽しむ

結城ブランドにも認定されているカフェオーレ大福。
カフェオーレが練り込まれた自家製の餡とクリームを、やわらかくもっちりとしたお餅が包みこむ。大福からほのかに香るカフェオーレの優しい風味がたまりません。

なめらかな食感と大人の甘さが大好評だと公式の紹介文に書いてある通り、まさにこれは大人のスイーツとも呼べるでしょう。

店頭で冷凍された状態で渡され、お好みの加減で解凍します。
お店おすすめの「半解凍してアイス感覚でいただく」のがやっぱり一番おいしいと思います。

断面図を見ていると、またすぐに食べたくなってしまう。それくらい魅力的な和菓子です。
また買いに行かなきゃ…!

歴史が刻まれた店内に漂う甘い香り

こちらが店内の様子です。ふわり、と甘い和菓子の香りに包まれた空間には
季節に合わせた手書きのポップが賑やかに飾られています。

長い歴史を刻んできた温かみのある店内。居心地も良く、従業員さんも親しみやすい方です。お店の商品についてたずねたときも、こころよく教えてくれました。

和菓子だけじゃない!予約必須の絶品お赤飯

個人的におすすめしたいのがこちらのお赤飯。これがもう絶品です!
基本は予約販売ですが、お彼岸やお盆など季節のイベント時は店頭でも販売されています。
おばあちゃんの家で食べたお赤飯のような、どこか懐かしくて優しい素朴な味。
自分では絶対に作れないこのおいしさ。しかもこの量で550円はかなりお手頃価格です。

以前食べた時、とてもお腹が空いていたのでひとりで全部食べましたが、かなりお腹いっぱいになりました。
だいたいお茶碗二膳分の量なので、誰かとシェアした方がよいかもしれません(笑)。

店舗隣に併設された「甘味茶蔵」も大人気です!
歴史あるお洒落な蔵造りのお店で、月替わりランチや和菓子を使用した和のスイーツを楽しむこともできます。

伝統的な結城の和菓子の味を守りながら、新しい風も取り入れて和菓子のさらなる可能性を今も広げ続ける真盛堂さん。
結城市を代表する和菓子店、お近くにお寄りの際はぜひ一度お越しください!

手作り和菓子処 真盛堂(しんせいどう)
住所:茨城県結城市結城1362
アクセス:JR水戸線「結城駅」から徒歩約10分
TEL:0296-33-3645
営業時間:8:00-18:00
定休日:木曜日(祝日の場合は営業)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。